俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
「…え!?」




私は目をぱちくりとさせた。




い、今のって…私の聞き間違いじゃないよね?

悪かったって……




私は茫然とした様子で横顔の柊くんを見ていた。




「…鬱陶しいからアホ面でこっちみんな」




「だ、だって…」




まさか柊くんが謝るなんて…




って、なんで柊くんが謝るわけ!?




柊くん、なにも悪いことしてないじゃん!




「柊くんが謝る理由なんてないじゃん!悪いのは私のほうなのに」




「は?お前が悪いほうが意味がわからん」




「だってもっと早くに柊くんの具合が悪いことに気づいていれば、雑用なんてさせなかったし…それに朝だって調子悪かったんだよね?なのに私が無理矢理走らせたから、きっと余計に具合が悪化しちゃったんだと思うから…」
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