水玉模様
藍さんと礼衣子さんはメイクの専門学校に通ってて、そこで知り合ったらしく、藍さんの部屋に遊びに来た礼衣子さんに、充也が一目惚れしちゃったそうだ。

それが、あたし達が高校生になった…高1の春のこと。

「あたしが”賢い人が好き”なんて言ったから、みっくん猛勉強したんだよね?」

礼衣子さんの言葉に、充也は照れていた。

遊んでばっかりいると思ってたあたしは、かなりビックリしたーーーと同時に、充也を見なおした。

人知れず、努力してたんだね。

「あたしは、別にみっくんが賢くなくても好きなんだけどね。」

「…みんなの前で、言うなよな~…。」

「いーじゃん!付き合ってるんだから。」

…あ。

なんか、イイ。

あたしもそんな風に、好きって言えたらな…。

「まぁ…なんだ、その…言わなくて、悪かったな…。」

歯切れの悪い充也、チラチラあたしを見ながら言っていた。

確かに最初聞いた時は、内緒にされてた事がショックではあったけど…今は、大丈夫。

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