水玉模様
保健室事件(⁈)の後、ずっと話すこともなかったから…。

ホント、久しぶりだ。

気まずくなりたくなかったから…良かった、嬉しい。

でも、おつりを受け取る手が震えて…。

バレない様に、あたしは右手に力を込めたーーー…。

「じゃぁ…。バイト、頑張ってね。」

あたしはこれ以上ドキドキしない様に、足早に帰ろうとした。

「待って、俺もうあがりなんだけど…瀬口さん時間ない?」

「え…時間?ある、けど。」

「じゃぁさ、そこの道まっすぐ行くと、小さいけど公園があるから…そこで少し話せない?」

「…うん。」

あたしは、訳のわからないまま…返事をしていた。

「良かった。すぐ行くね。」

「……。」

「ありがとうございました。」

…篠田くんに見送られ、コンビニを出たあたし。


どうしよう…。

身体が、熱く…なってきた。

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