水玉模様
《そんな訳ないでしょ(笑)。》
《いや、一応心配したんだよ?》
一応…か。
そうだよね、ホントに心配してたら電話くらいしてきたりするよね。
《まぢー?ありがとう♡篠田くん優しいとこあるじゃん。》
「…。」
いいよね…ハートマークくらい。
ハートマークの1つくらい…。
《あはは。そんな事ないよー。》
いつもよりも遠くなってしまうのだろうと…そう思っていた夏休み。
いつもよりも…ずっと近くなった。
《今日バイトかな?》
《うん、午後から。》
…もうすぐじゃん。
《頑張ってね!》
《ありがとー。》
スマホを握りしめるあたしの顔が、超ゆるゆるなのが…自分でもわかるくらいだ。
篠田くんとの…唯一の繋がり。
このスマホは、宝物。
《いや、一応心配したんだよ?》
一応…か。
そうだよね、ホントに心配してたら電話くらいしてきたりするよね。
《まぢー?ありがとう♡篠田くん優しいとこあるじゃん。》
「…。」
いいよね…ハートマークくらい。
ハートマークの1つくらい…。
《あはは。そんな事ないよー。》
いつもよりも遠くなってしまうのだろうと…そう思っていた夏休み。
いつもよりも…ずっと近くなった。
《今日バイトかな?》
《うん、午後から。》
…もうすぐじゃん。
《頑張ってね!》
《ありがとー。》
スマホを握りしめるあたしの顔が、超ゆるゆるなのが…自分でもわかるくらいだ。
篠田くんとの…唯一の繋がり。
このスマホは、宝物。