水玉模様
なのに何で、工藤瞬の事が気になるんだろう。

そんな自分に、少しだけイライラする。

気付けば、始業式で半日だけの学校は終わっていたーーー…。


「瀬口~、生輝迎えに行くの、ついてきて?」

「あやねが迎えなんて、珍しいじゃん。」

「えへ。朝のお礼。」

「そっか。」

いいとこあるじゃん。

ホントこの2人は、このまま結婚しそうな勢いだ。


「瀬口さん、ちょっといい?」

「…?」

教室を出たところで、3人の女子に呼び止められた。

確か、森さんとつるんでる子達だ…。

「あやね、先帰ってていいよ。」

「ん~…わかった。またメールするね。」

「うん。じゃぁね。」

あやねとの会話が終わり、彼女達に目をやった。

「何か用?」

「とりあえず来て?」

「…。」

あたしは誘導されるまま、後に続いた。


彼女達はテキトーに誰もいない教室を選び、入っていく。

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