水玉模様
そして、机やら椅子やらに座り、あたしを睨んだ。

「瀬口さん、何考えてるの?」

「…は?」

「あたし達、見たんだからね。篠田くんと旭市の花火に行ったでしょ!」


―――え…。

「人違いじゃないの?」

まさか、見られてたなんて…。

「しらばっくれないでよ!だいたい篠田くんを間違える訳ないでしょ!沙耶香の彼氏なんだから!瀬口さんの顔だって、屋台のあかりでちゃんと見えたんだからね!」

「…。」

「何か言ったら?」

さっきからまくし立ててるのは、いかにもキツそうな子で、名前は知らないけど3人の中でも中心的存在だろう事が、想像つく。

「人の彼氏に手ぇ出すなんて、非常識なんじゃないの?」

「…。」

手なんか、出してませんけど。

むしろ、あたしが誘われた側なんですけどー!

…なんてことを言っても、信じてはもらえなさそうだけど。

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