水玉模様
《ねぼすけ君おはよ。》

「…。」

初めてかもしれない…あたしからメールするの。


6畳程しかないあたしの部屋に、メールとは違う着うたが響く。

少しだけ緊張しながら、通話ボタンをタップする。

「もしー?和奈姉?メールくれるなんて思わなかったよー!超テンションあがるし!和奈姉も寝坊したの?」

「…。」

工藤瞬の元気っぷりに、あたしはだんだん不機嫌になっていった…。

「ちゃんと学校行ったし。工藤瞬が寝坊したって聞いたから、さっきのは嫌味メール。」

「でも、俺のこと気にかけてくれたんだよねっ?」

「てか何でわざわざ電話してくるの?メールでいいじゃん。」

「え~ッ、電話がいい!ねぇヒマ?遊ぼうよ?」

あたしには、ノー天気な発言にしか聞こえなかった…。

「…もぉッ……何ヘラヘラしてんの⁈工藤瞬はいつもそう!」

「…え?和……。」
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