水玉模様
あたしは、そんなことで動じたりしない。

それに、彼女達には関係ないことだ。

篠田くんに…この事言った方がいいかな。

日中はまだ暑くて、さっきの出来事が余計に不愉快でならなかった。

「…。」

あたしの機嫌が良くないのを知ってるかの様に、ケータイからは軽快な着うたが流れていた…。

メール…誰からだろ。

《瞬くん今日寝坊したらしいよ。生輝が言ってた。》

メールは、あやねからだった。

「…。」

ふーん…寝坊だったのか。

悔しくも、安心したあたしがいた…。

でも…一言メールくらいしてくれてもいいじゃん。

…同時に、少し寂しくなった。


何で、来てくれなかったんだ…。

あたしのそばに、居たいって言ってたじゃん。

所詮その程度…?


―――瞬……。


家に着いたあたしは、お母さんが用意してくれたお昼ご飯を食べると、部屋着に着替えてベッドに転がった。

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