水玉模様
「見れば解るでしょ、落書き。」

「何なら絵も書こうか?」

「あはは。」

4人は、あたしの机を囲む様にイスを並べ、座っていた。

「上履き盗んだの、やっぱりあんた達だったんだね…。」

「やだ盗み聞きー?カンジ悪くない?」

「カンジ悪ぅー。」

「とりあえずシャーペンで書いてあげたから、頑張って消せば?」

「じゃぁね。二度と悠に手ぇ出さないでよね!あたしのなんだから!!」


「ちょっ…!」

引き止めたい気持ちはあったけど…声が続かなかった。

森さん達の睨みに、動けなかった。

それに、この状況をどうしていいか、わからなかった。

正直、帰ってくれてホッとした。

多勢に無勢だな、完全に。

てか何であたしがこんな目にーーー…。

あたしが篠田くんのこと、好きだから?

夏休みが終わってからは、ほとんど絡んでないのに…?

想うだけなら、自由でしょ?

何がいけないの…?

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