水玉模様
「で、なに?あたしが篠田くんに聞けばいい訳?」

この会話が、だんだん面倒になってきた。

「そういう事を言ってるんじゃないの!もし瀬口さんが関係してたら許さないから…!」

森さんの声色が、少しキツくなってきた。

「なんであたしがそんなこと言われなきゃいけないの⁈」


「悠は…ッ、あたしと結婚するんだからね…!」

「…え……?」

一瞬で、全身が冷えきったーーー。

篠田くんと、森さんが…結婚?


「あたしはね、悠と結婚するの。中学の時から決まってるんだから。」

中学の時からーーー…?


篠田くんとの事、早く忘れなきゃなんて思ってるあたしは、見事に傷口を痛めつけられてしまった…。


結婚ーーー…。

「け…結婚するんだったら、探り入れたりせずに自分で聞けばいいじゃん…!こんなところまで、呼び出さないでよね!」

あたしは出来るだけ強気に振る舞った…そうでもしないと、気を張ってないと…。

「クラスの子達が探してるといけないから…あたし戻るよ。」

< 326 / 358 >

この作品をシェア

pagetop