水玉模様
よく晴れた空と、太陽のせいーーー泣くな、泣いても無駄だ…そう言われている様で、たまらなく悔しくなった。




“ずっと、好きだった。”

「…。」

嘘つき…。

もう…どうにでもなれ……。

あたしは感情に任せて、泣き続けた…。

森さんも、まだ泣いてたりするのかな…。

篠田くんを想う気持ちが、伝わりすぎるくらいだった。

篠田くんと結婚すること、中学の時から決まってたって言ってたくらいだから当然か…。

てことは、2人は中学の時から付き合ってる事になるよね。


“あたしには瞬がいるから。”

「…。」

そう言うしかなかった…。

早く忘れてしまいたいーーー…。


「瀬口…?」

ふいに背後から声がして、あたしは引っ張り上げられた。

「沙耶香と2人でいなくなったって聞いて、探したんだぞ?」

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