水玉模様
「充…。」

「何かされたのか⁈」

「だ…大丈…夫。」

「大丈夫なヤツがそんな顔するかよ。何があった?」

「充也には…関係ない。」

「関係なくないだろ!俺ら何年友達やってんだよ⁈」


充也…。

「充也ぁ…。」

あたしは思わず、充也にしがみついた。

「篠田くんと…森さん……結婚って…。」

「沙耶香から聞いたのか…?」


「ホントなの⁈ねぇ充也…ホントなのぉ…っ…?」

「瀬口…。」

充也は、ぎゅっとあたしを抱きしめたーーー。

「ごめん瀬口。ごめん…。」

何で充也が謝るの…?

謝るってことは、ホントの話なんだね…。


あたしって…どこまでもバカだ。

「ごめん…俺がバカだった。色々、辛かったよな。早く話してやれば良かったんだよな。」

バカなのは…あたしだよ。

「大丈夫…いいよ、もう。わッ!なに…⁈」

充也がイキナリ身体を離し、ガシッと効果音が聞こえてきそうなくらい、あたしの肩を掴んだ。

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