水玉模様
「良くねーから。ちゃんと話すわ、俺。」

「話す…?」

今更何の話?って思ったけど…いつになく真顔の充也から、あたしは目をそらせなかった。


「俺が悠から聞いたのは、去年なんだ…。」

去年――…。

あの日、あたしが篠田くんの存在を知った日ーーー3人でゲーセンに行った帰り道であたしを送った後、充也は聞いたらしい…。


「悠、アイツさ、目ぇ赤いって瀬口言ってただろ?覚えてるか?」

そういえば、そんなことあったな…。

「うん…。」

「その前、俺らと合流する前に…泣いてたらしいんだ。女々しいとか言うなよ。」

「…。」

じゃぁあの時…コンタクトの調子が良くないと言ってウォータークーラーで顔を洗ってたのは……やっぱり、泣いていたから…。


でも…なんで……。

「何で泣いて……。」

「まぁ聞けって。」

充也の話の続きはこうだったーーー…。


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