水玉模様
カラオケでの篠田くんとの出来事も、今では懐かしくて…優しく撫でてあげたくなる、そんな思い出。

「てか瀬口、あと2人来るけどいい?」

「2人?誰?」

「あやねが勝手に呼びました(笑)。瀬口に話したい事があるんだって。さっき部屋番号聞かれてメール返したから、そろそろじゃない?」

「だから誰……。」

あたしの言葉を遮るように、部屋のドアが開いた。

「…。」

入ってきた2人に、釘付けになるあたし。

「遅かったじゃーん。」

「ごめんなさいあやねさん!買い物してたらつい…。」


「和紗……。」

…と、瞬。

「お姉ちゃん…。」

「…。」

あたしは、どうリアクションすればいいんだ……そう思ってあやねの顔を見たけど、あやねはニコニコしているだけだった。

「あのさ、俺……。」

黙っていると、瞬が遠慮がちに口を開いた。



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