水玉模様
「…ぅわッ⁈は、はいっ!」

突然名前を呼ばれ、キョドりぎみのあたし。

「瀬口さん、何かあった?ため息つきまくりだったね(笑)。」

「…えッ?あ…すいません…でした。」

「ま、そんな日もあるよな。気を付けて帰りなよー。」

「ありがとうございます…。」

あやねと話したり充也とメールしたりで、今日はあっという間に1日が終わった様に感じた。

で、放課後は委員会の集まりに出席していたあたし。

上の空だったのが、委員長にバレバレだったみたいだ…。

いつの間にか、委員会も終わってるし。

怒られなくて良かった。

さぁ…早く帰らなきゃ。

あたしはカバンを取りに、教室へ向かった。

空…曇ってきたなぁ。

昼間はあんなに晴れてたのに。

まだ、梅雨は明けないのかな…。

そんな事を考えていたら、すぐに教室に着いた。

半分くらい開いてる教室のドアを開けて、教室に…。


教室に…。

「……っ。」

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