そんな僕でも愛してほしい。〜拾われた彼らとの運命〜

私が一人で現実逃避のようなことをしていると、三人は私の方をボーッと見ながら、これからなにをすればいい、と聞くような目で見てきた。

その三人の気持ちを代表して慧が、

『ねえ、光。俺たち、なにすればいいかな?ここに置いてもらうんだから、俺らなんでもするよ?』

その言葉に納得いかなさそうに、こちらを睨みつけている隣の二人。

口を開いたかと思うと星矢は、

『別に住ませてなんて頼んでないんだけど。てか、なんで俺らここにいるんだよ?』

その言葉に乗っかって透も、

『確かに!
てか、そういえば起きる前の記憶がないんだけど。』

私はしばらく呆然と、彼らを見つめていた。

まさか、記憶喪失ってやつ?

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