Pathological love 番外編

「もぅ……」


むくれた私の顔を見て笑いながら、ソレを口に咥えると、そのまま無造作に封を切る。

雑な開け方も、男の人がこうゆう場面でやると、妙に野性的でセクシーに感じられた。


「あっ…………そっか。」


連理は手にしたソレを眺めながら、何か思いついた様子で私に視線を戻した。


「考えて見たら、コレ……する必要ないよな?」


「えっ?」


ドキンッと心臓が脈打った。


「ここに……出して……いいんだよな?」


「っ!?」


その言葉の意味に鼓動が高鳴る。


「ここも……ここも……全部俺のものだ。」


連理の指が、へそから下の下腹部をツーっとなぞった。


「……んんっ……!」


伏し目がちに切れ長の目が、意地悪そうに私を見下ろして誘惑する。


「そして俺の全ても…………令子にあげる…………。」


胸が苦しくて息が出来ない。


「…………子供作ろうか。」


応える間もなく、熱い唇が私に息を吹き込む。


「はぁ……連理………もぅ……離れたくない…………。」


私の言葉に反応する様に、私を抱く手に力が入る。


「離すかよ…………永遠に…………。」


言葉通り、この後私達は、朝まで何度も抱き合った。

何度も何度も、離れていた隙間を埋める様に離れず、ずっと繋がって……。

私は彼と繋がっている最中、何度も涙を流した。

自分でも何の涙なのか、よく分からなかった。

一言では表現出来ない、いろんな感情が混ざっていたのだろう。

連理は、私が涙を流す度に、その都度、唇で涙を受け止めてくれた。

そして何度も頭を撫でて、抱き締めてくれた。

こんなに幸せなsexは、今まで生きてきた中で初めてだった……。





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