Pathological love 番外編

咄嗟に抱き締めようと思ったけど、ある事を仕掛ける事にした。

前々から、何時やろうかタイミングを図っていた計画。

一頻り俺を弄った令子は起き上がってシャワーを浴びに行った。

俺はチャンスとばかりに起き上がり、用意していた箱を脱衣場に置いて、布団に潜り込み、彼女が上がって来るのを待った。

暫くして浴室から声が響いた。


「何これっ?えっ!連理?!えっ?」


笑いを堪えながら、浴室のドアに背を預けて声を掛けてみる。


「ど~かしたぁ~?」


「やだ!!連理、起きてたのね?何これ?どうゆうつもり?服返してよ!!」


「服ならその箱のやつ着ればいいじゃん。」


「こんな可愛い服、私には似合わないよ!!お願いだから服返して!!」


「だ~め……それ着るの。じゃ無ければ裸で出てくれば?」


「そんなぁ~……。」


暫くして、観念した令子がゆっくりと浴室から出て来た。


「……どうして、こんな意地悪するの?」


真っ白いシフォンのワンピース、歩く度にフワフワと可愛く揺れる。


「そうゆうの……本当は好きなんだろ?」


「えっ?!どうして……それ……。」


「クローゼットに、大事に閉まってるだろそうゆう服。本当は好きなんだろうと思ってた。着ればいいのにってずっと思ってた。」


「私の顔には似合わないもの…………年齢もあるし……。」


「何言ってんの?似合うよ?鏡見てみなよ?」


「えっ?やだっ!!」


嫌がる彼女を、無理矢理鏡の前に連れて行く。


「ほら?」


令子は鏡に映った自分の姿をまじまじと眺めている。



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