いきなり花嫁とか、ふざけんなです。
「別に大したことじゃないんですけど、どうして魔法使わないのかなって。」

だって、そっちのほうが便利ですよね。

手を動かさなくても、すぐにできちゃいますし。

すると、ソルデに「ん?」という顔をされました。

「おいおい、魔法は何でもありってのとは違うぞ。」

「そうなのですか?」

「たりめーだろ。」

ふぅん。



「魔法は、一人一つしか使えねぇよ。」



「えっ?」

一人一つ?

そんなに少ないのですか!?

「じゃあ、ソルデはワープすることしかできないということですか!?」

「そういうこった。」

えーーーーー!

意外です!

ちちんぷいぷい、でなんでもできるわけではないのですね!

驚きです!

「ん?」

あれ?

……ということは。

「どうした?」

「ここに連れて来たのって……」

ワープが誰でも使えるわけでないのなら……。

ソルデの返事は、あっさりとしたものでした。

「俺だな。」

やっぱりーーーー!
< 25 / 45 >

この作品をシェア

pagetop