いきなり花嫁とか、ふざけんなです。
「ははははっ、まぁ気にすんな。それよりも座れよ、早く食おうぜ。」
言いながら、ソルデはさっさと席に着きます。
……うん、思いっきし気にしますからね!?
とは思いつつも、お腹は減ってるのです。
かなり減っているのです。
「………。」
「ルル。」
なんか、ぐずる小さな子をあやすような声で、ソルデが私を呼びました。
………………あぁ、もう!
座ればいいんですね、座れば!
食べるだけですからね!
空いている椅子をギィィと引いて、そこに腰を下ろします。
「ん。」
で、よくできましたとばかりに、ソルデは笑顔で頭ポンポン。
……完全に小さい子扱いですよね。
どんだけ頭好きなんですか。
「……随分と打ち解けたようですね。」
と、そこで口を開いたのは、今まで黙っていたハルクさん。
彼は、関心したような顔……?うん、多分、そんなような感じでほほえんでいます。
「おう。」
「流石、タラシ。関心しました。」
お、おぉ……妖精のような完璧な微笑みでさらりと、タラシとか言いましたよ、この人。
……ソルデ、タラシなのですかねぇ。
あ、だから、やたら女の子の頭ポンポンしてくるのですか。
今度から、頭星人と呼びましょうかね。
「おいおい、人聞きの悪ぃこと言うなよ、ハルク。ルルが変な目でこっち見てるだろーが。」
ソルデの言い返し。
でも、慣れているのか本気で言っているわけではなさそうです。
あ、あとソルデ。
私のは地顔です。
変な人を見る目で見てるのは、今更ですよ。
おほほ。
「失礼。事実を言われるのは嫌でしたか。」
で、ハルクさん。
にこにこ。
……そんな風に微笑むハルクさんは、フツーになんか黒いです。
っていうか、絶対に性格歪んでますよね、この人。
うわぁ……あんまり関わりたくありませんねぇ。
それよりも、お腹すきました。
「おい。飯が冷める。」
私が、ご飯のこと考えてるタイミングで、それを言ったのは、相変わらず無表情のデューノさんでした。
……ちっ。
嫌な人と思考回路が同じとか、最悪です。
パクるなですよ、ふん!
まぁ、そんなこんなで、
「いただきまーす!」
やっと、ご飯が食べられたのでした。