いきなり花嫁とか、ふざけんなです。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆


「お、おいしい……!」


まずは、直径10センチくらいの小さなパンを一口。


炭水化物から食べると太るとか、知りません。

幸せだからいいんです!!


甘~い味と、ふんわりとした食感が口いっぱいに広がります。

きっと、いい小麦を使っているのですね!

そういえば、ラナンは小麦が有名でしたし!


……まぁ、戦争していたので、1度も食べたことありませんでしたが。


へー、こんなに美味しかったんですね!

空腹が良いスパイスとなり、バクバク食べちゃいます。


いくらでも食べれちゃいますね!

もう、すでに3個食べましたよ!


「ん~♡」


もう一度、言います。

太るとか、知りません!!


というわけで、4個めのパンに手を伸ばして……


「ん?」


パンに触る寸前で、手を止めます。


と、いうのも。



じーーーーーーーーー。



な、なんか視線が凄いですね。

三人がこっちをじっと見てますよ。


な、なんですか?



「……素晴らしい食べっぷりですね。」



ハルクさんに、ニコニコしながら言われたので、

「どーも。」

こちらもニコニコと返しておきました。


多分、この人の性格からして、


「女のくせに、豚みたいによく食べますね(笑)」


とか思っているんでしょうが、気にしやしません。


食べることは、幸せなことですから!!


「にしても、すげぇ美味そうに食うな、お前。俺のも1個食うか?」


と、ソルデ。

こちらもニコニコしていますが、裏とかなさそうな笑みですね。


「いいんですか!?いただきます!」


わーい!

パン、ゲットです!

パンをくれるソルデ、好きです!!!!


……け、決して食べ物に釣られる女じゃないですよ、私!

ただ、食べ盛りに朝ごはんを抜くのは、キツいだけで。

そ、それだけですからね!

そこんところ、誤解のないように!


もしゃもしゃと、ソルデから貰ったパンを食べて、

「ん~♡」

としていると、



じーーーーーーーーー。



……まだ、目線が気になります。


いや、ソルデとハルクさんのじゃないですよ。

あえて、無視している人のです。


「…………。」

「…………。」


口をもしゃもしゃしながら、とりあえず睨んでおきます。

なんですか。

なんか用ですか。

こっち見んなです。



……そこで、デューノさんに言われたのは。





「俺のはやらんぞ。」




しっっっつれいですね!!

パン、狙ってて睨んでたわけではないですよ!!

っていうか、貴方のパンなんか貰いたくありませんよーだ!


ふん、とそっぽを向いておきました。



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