純愛小説家
週1で会えてたのが、月に2、3回になり。
月に2、3回だったのが、月1に。

映画のヒットに比例して、人気が上昇する琴音に、仕事が増える俺。

そのうち、会う時間がとれなくなって…。

俺は別れを切り出した。

いまはお互い、


『仕事に集中する時期だと思う』


琴音は嫌がったし、仕事を抜け出してまで俺に会いに来たけど。

その行動が、余計に俺の決断をゆるがないものにした。


『宥がいないと私…!』


俺は誰よりも琴音の才能を認めていたし、俺なんかのためにその才能をつぶしたくはなかった。


『違う。俺がいると、ダメになるんだよ…』


結婚を意識するほど、本気になりかけたからこそ、の、別れだった…。

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