純愛小説家
高校の頃。
教室でもよく見せてたその表情(カオ)…。

ほんとに、

“三嶋なんだな…”

ふと。
改めて実感して…。


「それは、席、離れてたからだろ」


食べよう…、出てきた料理を皿に取りなが
ら。


「確かに。席替えの度、離れてたかも」


あの頃に、思いを巡らす。


「それに。三嶋はいつもクラスの中心にいたけど、俺は違ったし」


そう。
教室の中心で。
三嶋は、いつも明るい笑顔を見せていた。


「私?そんなことないよ!でも…。河合クンは、ちょっと近寄りがたい感じは、あったかなぁ…」
「あぁ…。無愛想すぎるって。藍田にいつも言われてたな」

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