純愛小説家
誰かを愛するという事は。

ある意味、臆病になる…ということなのかもしれない…。

物書きなのに、俺はちゃんと、周りを見ていなかったし。
たくさんの大切なことから、目をそらしてもいた。

そんなヤツが書いていた小説が、よく売れてたな…思うのと同時に。

ほんとに、運が良かったんだな…。

改めて実感した。

三嶋と出会って。
俺が得たものは大きい。

一緒に過ごしたあの数ヵ月のおかげだろう。

だからこそ。
俺の小説も変われたし、俺自身もいい意味で変われた。

あの頃よりも。
少しはまともな人間になれてる…はず。

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