夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「はぁ?
今来たばっかなんですけど?
……あ、これ食っていい?」
ヴァロンは私の言葉も聞かず、返事も待たず。
椅子に座るとベッドの脇にあった林檎を食べ始めた。
っ……もう限界だ!!
「っ…いい加減にしろよッ!
なんなんだよっ…君はッ……。」
我慢が出来なくなった私はヴァロンに向かって叫んだ。
「…嫌いなんだよッ……!
私は君が…嫌い、なんだッ……!!」
心を乱される。
自分を取り囲む大人の世界で、
1番大切だと心掛けてきた礼儀と言葉遣い。
ヴァロンの前だと、抑えられない。
「っ……帰れよッ。
かえっ……!…っ……むぐッ!」
怒鳴り続ける私の口に、
ヴァロンが食べかけの林檎を押し付けた。