アラビアンナイト

2日目(昼)ーBBQ(ジェイクとセリム)

【ジェイクside】


おそらくシノブはわざと俺とサオリがありすの前から姿を消すように役割を配分したはずだ。

でなければ、サオリが俺にアプローチをかけるのを、面と向かって非難し続けてきたシノブが、あの役割分担の結果、こうなることを考えないはずがない。


常に俺の周りにいて、四六時中うるさく話しかけてくるサオリ。

今もいつも通り俺の横でずっと1人で話している。

それをウンザリした気分でちらりと見たら、勝手に何かを勘違いした彼女は、どうやら俺が見つめ返したとでも思ったらしく…頬を染めながら嬉しそうな顔をした。

どこへ行ってもいるタイプの女。

それは俺の容姿がそうさせるのか、地位がそうさせるのか、それともその両方か。
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