少女たちの選ぶ道
序章


中学生の頃なんて皆、歪んでる

何もかも軽蔑してるような瞳で
皆を見下す。

主導権を持っている者に除け者や迫害されないように顔色を伺う。


愚かな…哀れな中学生

空気を読んで周りに合わせる。

それが中学校という孤立している空間で生きていくための秘策なんだ。


毎日が戦争で毎日綱渡りにいる感覚

友達、親友、クラスメイト

仮初めの関係が三年間続く。


中学校はよく遊びよく学ぶ場
コミュニティという大人


大人に支配されながら子どもである私たち中学生は今日も学び舎へと向かう。


だからこそ私は聞きたい

『皆さんに心から“親友”と呼べる友はいますか?』

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