暁天の星


那月の歓迎会と言う名のいつも通りの晩餐が終盤に差し掛かった頃、晃が帰ってきた。



「ただいま〜〜!!」

「「おかえり〜」」



仕事終わりでお腹が空いているらしい晃は美味しそうにガッツリ食べた。




「リカの料理が1番美味い。」



そう言って満足そうな顔をする晃。


疲れた顔してる。




「晃?疲れてない?」


また忙しいのかな。

最近帰りも遅いし。



晃は仕事で極端に帰りが遅いことがある。


その時期に入ったら、仕事が立て込んでて早く帰れない。


忙しそうにしてるし、なのに睡眠時間もそこそこに朝早くから家を出て行くから。


ご飯だってちゃんと食べてるか知らないし。




だけど、晃の仕事に関しては、あたしは口を出さない。



晃の世界のことは実際よくわからないから。




「最近の案件が厳しいだけ〜。」

「ちゃんと休んでね?」

「おう。」



心配だ。



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