暁天の星
晩餐も終盤に差し掛かり、騒がしくしていたみんなが各々の席につき始めた。
那月だけは首を傾げてる。
「じゃ、那月はそこ座って。」
リュウの一言に促されて、那月は指定された席に腰を下ろした。
反対側には晃の姿。
そんな2人の間を残りのあたし達6人で囲む。
2つあるお誕生日席に、晃と那月がそれぞれ座った。
ってことは、すべての準備が整ってる。
晃が少しだけ瞑った目を開けた。
ゆっくりと口を開く。
そこから紡がれる言葉が那月にどうか、残ってくれますように。
那月。
きっと、何もかも、うまくいくよ。