プライベートレッスン 〜 同居人の甘い素顔
ひとしきり口づけを交わし、ベッドに倒れ込む。
アップにしていた髪をほどき、祐希の首に腕を回した。
いよいよ肌襦袢が脱がされる。
――そうだ! 今日は和装ブラジャーだ!
色気もへったくれもない。
祐希が胸元をめくったところで慌ててかき合わせた。
「……なに?」
「だって、可愛くない下着だから……」
私が顔を背けると、祐希が微笑む気配がした。
「忘れた? その中身にしか興味がないって言ったこと」
私が捻挫をして、祐希にバスルームまで連れて行ってもらったときのことだ。
あのときの言葉は、そういう意味だったの?
「祐希は、いつから私のことを?」
彼が鼻を鳴らして笑う。
「そんなのもう覚えてもいないよ」
私ははっきりと覚えている。
恋心を自覚したのは、祐希と初めてエンジェルレインの開店準備に出かけたときだった。