プライベートレッスン 〜 同居人の甘い素顔
「えっ、そうなの?」
「社内のツールを個人を攻撃することに使用した罰則で、九州のお店に飛ばされるみたいです。主人が言ってました」
最後のひと言は、ちょっと照れくさそうだった。
私のことを奥さんの美月に黙っていた倉田課長は、富田さんのことはばらしてしまったみたいだ。
もしかしたらそれは、美月の耳に入れば私の耳にも届くだろうと見当をつけたのかもしれない。
私を安心させようと。
「ありがとね、美月」
倉田部長にお礼を言うかわりに美月に伝えた。