#恋·恋





蓮は私に見向きもせず颯爽と部屋を出た。


私も少し間をおいて出た。



部屋を出ると、蓮が壁にもたれ掛かってるのが視界に入る。



「…………」


彼は黙って私を見た後、私に近づきしゃがんだ。



え、?


謎の行動に、視線を下げようとしたと同時に脚に暖かい感触が伝わった。


『!?』


咄嗟に離れる。








コイツ…私の脚を触った。







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