あの時君が伸ばした手は
「まだ分からないよ。諸星さんを殺した犯人が持ち去ったかもしれないし、実はもう警察が見つけてるのかも。」

「そうね……。」

彼女は海を見たままだった。


その時、

「早まるな。そこから落ちても痛いだけだぞ。」

後ろでしわがれた声が聞こえた。

二人で振り向くと、70歳くらいのお爺さんが立っていた。
< 74 / 245 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop