私の存在価値
私が、決心できるまで二つともおじいちゃんとおばあちゃんたちがやってくれている。
よし、この話はおしまい。


さて、私は夜になると変身する。
変装していた黒髪のウィッグと焦げ茶色のカラコンを外し、私本来の姿に戻り、黒の七分丈のズボンと、黒のパーカーを着てフードを深くかぶる。このパーカーには金の蝶と銀の蝶が刺繍されている。
そしてもしもの為にマスクをつける。


これで、Ageha(アゲハ)の完成
こうして私は、Agehaになって夜の繁華街へと出かけていく。
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