夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】

昨夜ヴァロンが自宅に帰宅してから、私はマスターと話し合った。
彼がアカリさんと離れなくてすむ方法を。

ヴァロンがちゃんと話し合う事が出来たのかも気に掛かっていた為、マスターが今日直々に出向いてアカリさんと話をしてくると言っていた。

どんな話し合いをしたのか報告が気になる。
そんな事を考えながら写真を引き出しにしまうと、部屋の外がなんだか騒がしい。


…誰か怪我人でも出たのか?

私の部屋の前の廊下は、
この建物の奥にある医療施設に繋がっている。
夢の配達人専用の医療施設。
配達人は極秘の任務で怪我を負ったり、普通の人が負わない様な刃物傷や銃で撃たれた傷を処置しなくてはならない場合がある。
その為一般の人が行く様な病院には行けないし、ましてや入院などになったら騒ぎになってしまう。
だからこの隠れ家に配達人専用の医療施設が設けられていた。
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