夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】
「……アカリ、会いたかった。」
そう言いながら私の頭に甘える様に頰を擦り寄せるヴァロン。
///っ…ちょ、ちょっと!
こ、こんな展開っ…反則ッ……///。
彼が可愛すぎて、困る。
……でも。
私の心も身体も…
次第に素直になっていく……。
ヴァロンの大きな手で頰に触れられたら、
俯いていた私の顔は自然と彼を見上げる。
そして、瞳が重なったら…。
もう、離れられなくなる。
重なった私とヴァロンの唇。
すぐに普通のキスなんかじゃ足りなくなって、深く深く舌を絡め合う。
「///っ……ン。」
まだ不慣れな私は先に息が上がってしまって、少し離れた唇の間から乱れた息を吐いた。
「アカリ…っ。」
壁に押し付けられて、そのままヴァロンの唇が私の首筋に降りてくる。