夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】
「やっ…///。ヴァ、ロン…!
こんな、所で……恥ずかし……ッ///。」
まだたいした愛撫をされた訳でもないのに…。
昨夜ヴァロンに愛された私の身体は、まるでそれを思い出したかの様に力が入らなくなる。
ぎゅぅ…っ、と彼の背中に回していた手で服を握り締めると、間近で瞳が重なった。
「…なに?
ここじゃなくてベッドなら…。
続きをしてもいい、って…事?」
「!///っ……。」
意地悪そうな表情で首を傾げるヴァロン。
ずるい。
そう思うのに、怒れないし逆らえない。
……だって、もう。
彼に触れほしくて、触れたくて…止まらない。
私が静かにコクンッ、と頷くと。
その直後にフワッと身体が浮いて、
逞しいヴァロンの腕に抱き上げられていた。