辛 恋

ママのお兄さんである
ルーク伯父さまにも
お詫びに伺って
レナ伯母さまとジークと
みんなで、楽しく食事をした。

連休は、アッというまに終わり
私と壬は日本へと戻った。

『ママからは、貴女の思うように
やりなさいと。

パパからは、今度何かあったら
その男を潰すと。

ルーク伯父さまからは、
ヒルズ一族のためなら
どんな手も使うと。』

レナ伯母さまとジークは、
ニコニコしていた。

伯父様の話は、本気だから
こわいけど
本当に私を心配してくれての
事だから嬉しかった。

壬は、いささか
辟易していたが・・・

日本に戻り
おばあちゃまにも
報告したら笑っていた。
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