辛 恋

その日は、
大翔さんが、離してくれなくて

「はるっ‥‥とさ‥ん
   ‥‥‥もうっ‥‥む‥り‥‥
         アア‥‥‥ン‥‥」
「まだ‥‥だ‥こころっ‥‥
    おれ‥‥っ‥だけ‥を
      かんじ‥‥ろ‥‥くっ‥‥」

繋がっては、離れ
離れては、直ぐに大翔さんが
入ってきて、また繋がる
繰り返し‥‥‥

開放されたのは、朝陽が見えてから
私は、意識をなくして
大翔さんが、身体を洗ってくれ
湯ぶねにつかったとこで
目が覚めて
「すまん、無理させた。」
「‥‥‥なんとか、大丈夫だよ。」
と、言うと
お風呂の中でも
大翔さんは、私の胸をもみ上げ
胸先をはじいて遊ぶ
「‥‥ゥン‥‥ん‥‥」
身体は、クタクタなのに・・・
と、思っていると
大翔さんが、私の中に入ってきて
「ヤ‥ン‥アア‥‥‥ン‥」
「ウッ‥‥はぁっ‥ん‥‥」
下から何度も突き上げられて
再び、私は意識をなくす。

気がつくと
大翔さんの腕の中で
寝ていた。

大翔さんの異常なくらいの
抱きかたにびっくりしたが
それでも、一緒に
いれることの方が
私は、嬉しくて
大翔さんが、どんな気持ちで
私を抱いていたか、なんて
考えてもいなかった。
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