辛 恋
ルーク伯父様は、更に
「大翔、私は全てを知っていたんだ。
それで、君を見させてもらった。
君は、少し間違っていたかも知れないが、
私も君と同じ立場なら
心には、話さなかっただろう。
だが、君をだますような、
形になり申し訳ない。
ただ、大翔の仕事は完璧だ
それは間違いない。
心、心の気持ちは、
私にも はかり知る事はできない。
だが、身近で見ていた知佳は、
辛いものがあったろう。
ただ、大翔は本当に心のことを大切に
思い、愛し続けていたのは確かだ。
心が、本当に大翔に対して
気持ちもないし、
遥を一人で育ていくなら、
私らもお前の両親も
お前と遥を見守っていく。
まだ、少しでも大翔に気持ちがあるなら
大翔を迎えてくれないか?」
と、言った。
私は、ルーク伯父様、レナ伯母様
両親をみた。
パパ以外は、みな、頷いてくれていた。
知佳は、
「心は、私の大切な親友で家族だよ。
だから、幸せになって欲しい。
進藤さん。
心は今、ゆきさんの病院の近くに
住んでいて
そして、ゆきさんの施設に通って
遥と過ごしています。」
と、言った。
大翔は、びっくりして、
心をみつめて・・・
「心、すまなかった。
あの時、相談したら良かったのかも
しれない。
ただ、あの時は、
お前があまりにも大切すぎて
このままでは、
お前を幸せにしてやれない
と、思ったんだ
俺の見栄と体裁だな。
だが、もう一度奮起したら
心に気持ちを伝えるつもりでいた。
例え、心が他の人に目を向けて
いたとしても・・
でも、妊娠、出産と一人で
寂しい思いをさせてしまい
申し訳ない。
それから····それから、
遥を産んでくれてありがとう。」
と、頭を下げた。
「柳井さん、マリアナさん
壬さん、知佳ちゃん
知らなかったとは言え
心に辛い思いをさせてしまい
申し訳ありませんでした。
そして、心と遥を支えて頂いて
本当にありがとうございます。
許されることなら、
今後は、心と遥を
私に護らせて下さい。」
と、再び頭を下げた。