星に願いを

芹明「白虎も覚悟はしとけ。殺られるって分かってていこうとしてることを。」

白虎「押忍っ!」

白虎もそこそこ強いことは耳にしてる。

だから、大丈夫だろ。

真太「いつ攻めに行くの?」

芹明「早いほうがいい。明日にでも行くか。日中にな。」

蝶蘭&白虎「roger!!!」

珠明「芹明。逃げることも大事だからね。もし、ヤバイと思ったら逃げなさい。」

私は姫蝶だ。

逃げるなんてことはしたくない。

芹明「仲間を置いて逃げるわけねーだろ?」

友夕「芹明…。芹明が1番狙われてるんだからね!」

芹明「そんなの百も承知だ。」

真太「芹明さんは強いですね。」

芹明「強くなんかないよ。でも、強く生きてかないと族のTOPに居れない。」

私の後を継ぐのは多分だけど、真太だ。
今のうちに背中で示さないとな。

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