表に出せない秘めた思い
喧嘩するほどなかが…良い訳ない
「あっそ!だから何だよ!」

頭ごなしにもの言う俺。

「あんたには周りに女子がいるって事が分かってるのかって言ってるのよ!」

そして俺に怒鳴りかける一人の少女。
なんで怒鳴られてるかは後々読者の方にはわかってくるよ。

「あんたね!大声で!しかも学校で!なんつーエロ話してるのよ!」

読者の皆さん…つまりはそうゆう事だ。
まぁ大抵の人は流したりするであろう事を何かしらこいつはいちゃもんを付けて来る。

「へいへいそうでございますねー」

棒読みにそう言葉返す。

「あんたね…そうゆう生意気な所が嫌いなのよ!」
「俺はあんたにそこを好きに慣れとでも言ったのか?」
「うっ…」

彼女の言葉がつまる。
顔が少々赤いが多分怒って興奮でもしてるのだろう。怒ってるときはいつも赤いしな。

「あんたね…」

彼女は力強く拳を作る。その手は震えていた。

「はいはいわかったからあっち行ってろよ」
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