独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
「姐さんと二人で飲むの久しぶりだ」

相変わらず部屋着みたいな格好で彼は現れた。

やっぱり急な訪問だったから手料理を振る舞うことはなく、Lマートで買った惣菜を並べた。

たまには彼にご飯も作ってあげたいなと思う。


「それで?謝罪の言葉は?
そのためにここに来てるんでしょ?」


「はいはい、どうもすいません」


まったく、心がこもってないなあ。


「謝罪よりもさ、姐さんに嫌われてないかって心配になったから来ただけなんだけど」


一本目のビールを飲み終えた下風代理は、勝手に人の冷蔵庫からビールを取り出す。

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