独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
あたしは息を殺したままで下の様子を伺う。

シャワーの音が止んで、話しているような声が聞こえる。

さすがに会話の内容まではわからないが、それでもリビングにいるときよりは声が響いている。


やっぱりそうだ。
下風代理、女とお風呂に入っている。


しかも、この声のトーン、笑い方…


それはあたしのよく知っている人のものだった。


…間違いない、笠原さんだ。


あの二人、付き合っていたの…?


あたしの両手がガクガクと震えだす。

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