独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
ついおとといの電話は、少し雰囲気が悪いまま彼から通話を切られてしまった。

香坂さんをかばった彼も悪いが、ヒステリー気味になった私にも多少なりとも非があるのだろう。


本当ならすぐに謝ったほうがいいのかもしれない。

しかし、明日香坂さんと会う予定はまだ彼に話していないため、電話をするとまた揉めてしまうことも目に見えている。


事後報告にはなるが、香坂さんをきちんと説得してから下風くんに謝ることにした。


…向こうから謝ってくれたら話は早いのに。


結局、渉外課の下風くんは預金課のことなんて無関心なのだ。

確かに私が異動になったところで、彼にとっては影響がないのだが。


それにしても同じ職場にいるんだから、もう少し考えてくれてもいいと思うのだけど。

< 220 / 250 >

この作品をシェア

pagetop