独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
約束の夜、『かすがや』の店員に案内されて個室に入ると、既に香坂さんは座っていた。
「お疲れ様です。
笠原さんは生でいいですよね」
つい半年前までは上座にどっかりと座り、マヌケな声で『巨峰サワーお願いします』と言っていた彼女だ。
しかしこうして自らインターホンで注文をとる姿を見ると、やはり成長を認めざるを得ない。
それでも運ばれてきた巨峰サワーを見て、やはりまだまだ子供なのかなと思い直す。
「そういえば、笠原さんとこうして二人で飲むのは初めてでしたね」
言われてみればそうだった。
それどころか香坂さんが窓口に入ってからは、仕事中の会話すらだいぶ減っている。
「あの、話って…」
もう少しお酒が回ってから話を切り出そうと思ったが、聞かれてしまった以上は答えない訳にはいかない。
「お疲れ様です。
笠原さんは生でいいですよね」
つい半年前までは上座にどっかりと座り、マヌケな声で『巨峰サワーお願いします』と言っていた彼女だ。
しかしこうして自らインターホンで注文をとる姿を見ると、やはり成長を認めざるを得ない。
それでも運ばれてきた巨峰サワーを見て、やはりまだまだ子供なのかなと思い直す。
「そういえば、笠原さんとこうして二人で飲むのは初めてでしたね」
言われてみればそうだった。
それどころか香坂さんが窓口に入ってからは、仕事中の会話すらだいぶ減っている。
「あの、話って…」
もう少しお酒が回ってから話を切り出そうと思ったが、聞かれてしまった以上は答えない訳にはいかない。