独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
8時頃に下風代理からラインが入り『かすがや』で待ち合わせた。

ブラウスにガウチョパンツ、肌寒いからカジュアルなジャケットを合わせて、家を出た。

…この格好なら、張り切っているようには見えないよね。


「遅くなってすみません」

メニューを眺めながら待っていると、職場からまっすぐ来たという下風代理が、ジャケットを片手に個室の扉を開けた。


「お疲れ、生でいい?」

「あっ、僕頼みます」

インターホンもあるけど、下風代理は閉めた扉を再び開け、厨房に向かって注文した。


軽くジョッキを合わせて、最初は仕事の話で場を繋げる。


32歳らしい。5つ下だ。

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