人事部の女神さまの憂いは続く

「じゃあ、25日にワイキキで挙式で、翌日一緒に遊ぶって感じのスケジュール組んでいい?ちなみに会場どこ?」

するとユリがタブレットを渡してきて

「ここです。ホテルすごい素敵そうだし、ここ一緒に泊まれたらいいですよねー」

ふふふと笑っている。見るとワイキキでも人気の老舗ホテルだ。今から予約とれるかなって心配になっていると

「どうせ親の分とかも手配するし、式前後の部屋は一緒に抑えるよ。挙式入れれば部屋くらい無理にでもキープできるだろ。部屋離せばいいんだろ?」

めんどくさそうに言うふじっきー。もう私もいい加減めんどくさくなって

「うん、じゃあそこは任せるわ。詳細決まったら教えてよ」

お願いすることにした。大輔はちょっと不服そうだけど

「カウントダウン、どこでしよっか?私、ディズニーのホテルとかも泊まりたんだよね」

言ってみると、がぜんやる気を出したようで、書斎からパソコンを抱えて戻ってきた。それを見たふじっきーは

「じゃあ、そろそろ帰るかな」

グラスの中身を飲み干した。
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