人事部の女神さまの憂いは続く
お土産渡したいからって今日飲みに来たはずなのに、いつの間にか年末年始の予定が見事に決まってる。しかも無茶苦茶な長期休暇まで決めて・・・。
ほんと、この男なんでも計画的すぎる。掌で転がされているユリを不憫に思いながら
「ユリ、結婚式は花嫁のものなんだからね。ちゃんと自分の好きなように決めなよ」
じっとユリの目を見て言うと、にっこりとほほ笑まれてしまった。
「ありがとうございます!なんか結婚式、楽しみになってきました」
そして、そういうユリを目じりを下げてみている暴君。
とりあえず満足そうなカップルを送り出してリビングに戻ると
「ディズニーホテル、ギリで年越しの部屋とれるかも。カウントダウン、そこでいい?」
もう手配しようとしている大輔。
「大輔は?せっかくだし他の島とかいいの?」
「うんん。俺は別に香織と一緒に過ごせればいいし。ここ2泊くらいとっちゃおっか」
早速予約を入れよとしてくれている大輔は頼りになる。こういうところは、ふじっきーと似てるんだけど、やっぱりあの暴君とは何かが違う気がする。