人事部の女神さまの憂いは続く

「あー、おかし。まあ休暇中の対応は任せてよ。パーティー楽しみにしてるよ」

軽く手を上げて、フロアに戻ってくやっさんを見ながら、大輔に一言言わないと気が済まない。

「お前、ほんと余計なことばっか言うなよ」

「えー、だって、ほんとのことじゃん」

全く悪びれる様子もない大輔に、思わず舌打ちしてしまう。

「ほら、ほら。自覚あるでしょ?」

「お前、まじうざい」

めんどくさくなって会話を打ち切ろうとしたら

「あれ?そんなこと言っちゃっていいのー?俺、すげーいいこと思いついたのに」

含み笑いをしながら、そんなことを言ってくる。

「なんだよ」

不機嫌なまま口に出すと

「さっきの感じじゃ、まだパーティーの会場とかゲストとか全然決まってないんでしょ?」

と言い当ててくる。

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